アセンデッド・マスター

少し前のひところは(今も若干)、アセンションの絡みでアセンデッド・マスターが持てはやされた。
それも西洋や中東やチベット人のアセンデッド・マスターたち。
ブラバッキーがはしりか・・・

ニューエイジでいはれるアセンデッド・マスターは、チャネリングを通してメッセージを送ってくるが、そのどれが本物なのか・・・
大部分がうそくさいやうにも思へる。
(宇宙情報系もさうだが)

チベットのゾクチェン僧(非二元の僧)は、死ぬときに「虹の体」になってアセンションしていった。
それらは(この100年以内の)記録に残ってゐる。
彼らこそ、アセンデッド・マスターなのかもしれない。
虹の体になったゾクチェン僧は、チャネルを通してメッセージを送ってくるのか。
あまりさういふ話を聞かない。

仙道を通して白日昇天(=生きているときに肉体を消す)や尸解仙(しかいせん)(=死んだときに肉体が消える)でアセンションした記録はある。30数年前には島田明徳師のお師匠さんの陳驢春老師が白日昇天された。明治期の国安仙人は尸解仙(しかいせん)と言はれてゐる。

ゾクチェン僧と似てゐる禅僧は、「虹の体」にならない。何故だ?

まあ生きてゐるときに「虹の体」にならなくても、非二元の認識(真我の認識)を得ることは重要なことだ。
もうだいぶ年になってきたので、余計なことをせずに、真我の認識に専念したいものだ。
遊びは他の人に任せて。