ついに『ヴィギャン・バイラヴァ・タントラ』が発売になる。
今まで覚醒系の本では、西洋のノンデュアリティの本、インドの聖者の本、チベットのゾクチェンと紹介してきたが、今回は、インドのカシミール地方のシヴァ派(シャイヴィズム)の覚醒本を出すことができた。
『ヴィギャン・バイラヴァ・タントラ』については、数年前に出した『カシミールの非二元ヨーガ』の中で少し紹介されていた。
『ヴィギャン・バイラヴァ・タントラ』についての本は、英語の本で何冊か出てゐて、どれにしようかと思ったが、この本を選んだ。
解説が結構いい。
瞑想法と非二元の解説がうまくマッチしながら解説してゐる。
瞑想法は112あって、世界中の瞑想法の原点とも集約とも言へる。
呼吸の瞑想法、空を見る瞑想法、マントラを使う瞑想法、スシュムナー管を使い瞑想法etc.
瞑想法以外にも、非二元の解説が秀逸なところがある。
インドでベストセラーになるだけのことはあると思った。
興味のある方は読んでみてください。