日本の建国は奪う(征服の)建国

日本は、記紀の伝説では、神武が日向(宮崎)から進軍して、大和(奈良)や和歌山に住んでゐた人々を征服して作った国。元々住んでいた住民にとってはたまったものではない。
記紀においては、その後も天皇家は親族で殺し合ひをしてきた。(落ち着くのは奈良時代くらいからか)

神話においても、オオクニヌシ(オオナムチ)の国をアマテラスが奪った。オオクニヌシや子孫は殺されたり幽閉されたりした。

建国記念の日は、祝ふ日ではなく、さういふことを考へる日だ。