無力さの道

10月に出す新刊のタイトルが『無力の道(無力さの道)』

ゲラをチェックしていると、いかに人間は無力かということがわかる。
無力なのにできると思い込んでゐる(笑)。
そこに迷妄がある。

無力を自覚し、自己を超えたものにゆだねなければならない。
サレンダー(明け渡し、帰依)。

グルジェフは、「人間は機械だ。為すことはできない」と言った。
それにも通じるのかもしれない。
そして、「為すためには、目覚めなければならない」と。
こちらは「自己知」の道だ。
自己知によって、機械性の世界から超越する。

覚醒・神への道のふたつ。サレンダーと自己知

 

けふの1曲、グルジェフ作曲のピアノ曲

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