死者に口なしとは言はれてゐるが、今月、辻麻里子氏の『数字のメソッド』を増補改訂版で復刊する。
辻氏は、死んでからも饒舌なのか。
肉体がない分、自由に活動できるのか。
今年になり、遺作である『藍の書』を出し、プレミア価格のついてゐる『数字のメソッド』を出す。
そして来年には処女作の『魂の夜明け』も復刊する。
なにかよくわからないが、働きかけがあるのか。
『数字のメソッド』は掛け算理論がよくわからなくてナチュラルスピリットからはその当時(2007年当時)出せないでゐたが、この勢い(?)で出すことにした。
曲線版の図形を加へ、説明を付加し、マトリクスの図表を付録で入れることにした。
辻氏はいろいろ口を言ってきてゐるのか。