不景気の大きな原因のひとつ、消費税

クリスマス商戦も、そんなに売れなかったといふ話を聞いた。
去年・一昨年くらいから、弊社に限らず、本の売れ行きが落ち込みやワークショップの申込み人数も減ってきた。
消費税が8%になってから、さらに不景気になった。
消費税は、消費に税を掛けるので、ものが売れなくなるための税制だ。
消費税を考えた公務員(官僚)は、痛くも痒くもないのだらうが、商売をしてゐる身にとっては死活問題だ(苦)。

1989年(平成元年)に消費税3%を導入してから、日本の景気は悪くなった。バブルが終わった。
「失われた20年」などとも呼ばれ、1997年(平成9年)に5%になり、2014年(平成26年)に8%になり、さらに景気が悪化した。
今度、消費税が10%になったら、もっと景気が悪化するだらう。

消費税を軽くし、最終的には、1989年以前のように廃止してほしい。

税収が減った分、国家予算を減らし、小さな政府にすればいい。
予算の大部分を占める医療費は大幅に減らし、健康増進のためにヒーリングその他、スピリチュアル系の療法を積極的に取り入れれば予算が少なくて済む。

民間の活力アップをはかり、政府は国民の安全と土木事業等、必要最低限でいい。

月山

お盆休みのときに、標高1984メートルの月山(がっさん)に登った。羽黒山(はぐろさん)方面から8合目まで車で行き、そこから3時間掛けて山頂まで登った。石の登山道で、湿地帯の池、万年雪、色とりどりの高山植物が目にとまった。

山頂には月山神社があり、月読命が祭られてゐるとされるが、出羽三山の一つで修験道の山であり、神仏習合が古くから行はれてゐた。

下山中、大きな法螺貝をふく若い修験僧が登ってきた。

山頂の月山神社は、『延喜式神名帳』では名神大社とされ、明治時代には東北地方唯一の官幣大社となってゐるが、神社の建物自体は、質素な感じである。
案内板には、「東33カ国の総鎮護」と書かれてゐた。

神社内は撮影禁止なので、石鳥居の外から写真を撮った。GASSAN

神社内では、月山の神様のほかに、大黒様やお稲荷さんも祭られてゐた。
参拝する前に、独特の祝詞でお祓いを受けた。

天気が良かったのだが、半袖のシャツで登ってしまひ、かなり日焼けをしてしまった。
登山をよくしている親戚から、登山は長袖が必須と後で教へられた。