穴倉社長

経営コンサルタントで著書も多く出してゐる一倉定氏に言はせれると、社長は会社に居ては良くなくて、外に出てお客様まわりをしないといけない、と言ふ。
他の出版社の知り合いの社長は、外に出て他の会社と企画の打ち合わせをしたり、いろいろ営業してゐる。さすがだと思ふ。
僕は会社にも午後か夕方出勤だし、外に営業にも行かない典型的な穴熊社長だ。夜も飲みが多かったり、あまり仕事もしてゐなくて、これで社長が務まるのか、と突っ込まれると、務まらないと応へざるをえない。会社が厳しいのも当然といへば当然だ。

 

人前に出るのが超苦手で、話すのも超苦手だ。
ただフラフラしながら生きてゐる。
思ひつきで生きていて、漫然と生きてゐる。

どうせ死ぬし、みんな死んでいく、物事はその過程での出来事だ。

引き寄せは、うたかたの夢、覚醒にとらはれるのもまた夢。

 

さういへば、駅の階段で重い荷物で苦労してゐる年配の男性を見て、
打ち合わせで急いでゐるといふ理由で手助けをしないで通り過ぎてしまったことが 後悔される・・・

世の中との乖離 2

世の中との乖離について書かうと思ったら、数日前に書いてゐた(苦)。

全然憶えてゐないといふのも、病氣の一つだ。

世の中には流れのやうなものがあって、スピリチュアルへの人々の関心についても流れがあって、それと自分の流れとが一致してゐない。

 

酒の飲みすぎで心身が狂ってしまったのか。

 

怒濤の流れに翻弄されてゐるやうな。

今の自分には「引き寄せの法則」は関心がない。引き寄せられたから、だうだといふのだらう。

(ちなみに「引き寄せの法則」といふ言葉を編み出した一人が僕ではある。知る限りでは、別々に同時期にあと二人別の出版社の人が、自分が「引き寄せの法則」という言葉を作った、というのを聞いたことがある。ニュートン、ライプニッツ、関孝和が同時期に別の場所で微分積分を発見したのと同じ原理かもしれない。「引き寄せの法則」という言葉を編み出すときに、「引き付け」「引力」「牽引」とかいろいろ当てはめてみたが、「引き寄せ」が一番ピンと来たから本のタイトルと本文の中の該当箇所に使った。エイブラハム・ヒックスの本でソフトバンクの『引き寄せの法則』と弊社の『引き寄せの法則のアメージング・パワー』は、発売日が1日違ひだった。さらに同時系(シンクロ系)では、弊社刊行のジャスムヒーンさんの『リヴィング・オン・ライト』と山田鷹夫さんの『不食』も発売時期がほとんど同じだった。)

「ワクワク」も感心がない。

いわゆるスピリチュアルっぽいものにも関心がない。

覚醒には関心がある。非二元の一時的な人気に左右されたくない。

(覚醒した人は変な性格だが、苦)

UFO、ET、多次元的なもの、宇宙の根本原理みたいなものにも興味はある。

興味や関心をもってゐるといふ主体は誰か?

結局、覚醒やETも単なる関心(エゴ・想ひだけの世界)で、根本的には流れ(タオ)の中ではだうでもよいのかもしれない。

タオの中に身を置くとき、世の中の流れが体を通り過ぎる。

 

 

こだま 2

こだまには倍音が多く含まれてゐるのかな?(笑)

 

山水治夫さんの『倍音の真実』が9月9日頃に発売します。

倍音のことがいろいろわかります。

https://www.amazon.co.jp/%E5%80%8D%E9%9F%B3%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E2%80%95%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%B9%E2%80%95-%E5%B1%B1%E6%B0%B4%E6%B2%BB%E5%A4%AB/dp/4864512167/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&qid=1471848104&sr=8-1&keywords=%E5%80%8D%E9%9F%B3%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F&linkCode=sl1&tag=naturaspiritc-22&linkId=3a19c6344ef908c2c33db95932c68e96

世の中の流れと乖離

9月に古典的名著を2冊出す。

 

1冊は、太玄社から川面凡児の主著である『天照太神宮(てんしょうだいじんぐう)』の日本文訳(元は漢文で書かれてゐる)。

川面の宇宙観、人生観がみごとに表されてゐる。

 

2冊目は、他社から出されていたイヴリン・アンダーヒルの『神秘主義』の復刊。

神秘主義の本の中では名著中の名著だ。覚醒、悟り、非二元の探求者には必読の本だ。

 

670ページと600ページの大著だ。

マニアしか買わない(苦)。

今の世の中は、簡単に読めるもので、神社や龍や引き寄せの法則くらいの本しか売れない時代だ。世の中から乖離した出版だ。

弊社の本は最近はあまり売れず、世の中から離れ続け、ピンチだ。

時代の流れに合ふものも出してゆきたい。

 

前は世の中を牽引してゐた氣もしてゐたが、今は世の中から取り残されてゐる。

 

中心を突きたい。

 

姓名判断

だいぶ前に、ある氣功の先生に、本名の「今井博樹」の名前が弱い、と言はれた。社長をするのであれば、強い名前にしたほうがよい、と。

その後もしばらく本名を使っていたが、経営もたいへんで、原宿から銀座に引っ越すあたりで、姓名判断の本を読んで「今井啓稀」に変へた。銀座に引っ越した当初は、物件が良かったのかどうか、リコネクションが流行って、わりとアゲアゲ状態だった。

その後、千駄ヶ谷に引っ越すときに、別の姓名判断もする霊能者から、名前があまりよくない(完全ではない?)と言はれ、その霊能者の先生と言われる方に名前の候補を3つ上げていただいて、「今井博央希」といふ名前を選んだ。この三年くら使ってきた。

最近お会ひした霊能者の方から、名前には1~14レベルくらいの波動?(天界から地獄レベルまで)があるらしく、本名の「博樹」は、12前後とかなり低く、「博央希」は5~7レベルと言はれた。どうせなら高いレベルの名前がいいかなと思ひ(苦)、その霊能者に名前を探していただいた。それが「宏紀」だった。やわらかいエネルギーでサポート入る名前らしいのだが、どうもピンとこなくて、周りの人たちからも僕らしい名前ではないと言はれた。

それでその霊能者にそのことを伝えると別の名前を探してくれた。「博揮」だった。これは強い名前らしくガンガン行くエネルギーらしく、自分もまわりもまきこまれてしまふ要素もあるとのことだった。

「宏紀」も「博揮」も2~3レベルといふ。「宏紀」は自分らしくなく、「博揮」は筋反射テストで自分には合わない感じだった。使はせていただくか迷ってゐる。
実験として、8月に出版した本の奥付の発行者の名前には「今井宏紀」の名前を使ってみた。本の売れ行きが良いかで判断しようかなと。
9月の出版物には「今井博揮」を使ってみようかな(笑)。

神がかり

スポーツに興味がなく、オリンピックもだうでもいいのだが、いろいろ感じるところはある(笑)。

卓球の水谷選手は、ゾーンに入ったプレーをしてゐるといふアナウンサーか解説者の説明があった。ゾーンに入ると何か神がかり的な力を発揮するのかもしれない。

バドミントンの高橋、松友選手を、予選かその後かにテレビでその姿を見たときは、何か感じるものがあった。涙が込み上げて来そうな。何かが入ってゐるといふか。優勝するのを感じさせる何かがあった。

さきほどの決勝戦で、高橋、松友選手は、前に見たオーラをあまり感じさせず、もしやデンマーク選手に敗れるのではないかとも思はせる感じもあった。

だが、おそらく神か何かがついてゐたのかもしれない。優勝し金メダルを取った。

何かを成し遂げる人といふのは、何かを持ってゐるのかもしれない。

 

 

月山

お盆休みのときに、標高1984メートルの月山(がっさん)に登った。羽黒山(はぐろさん)方面から8合目まで車で行き、そこから3時間掛けて山頂まで登った。石の登山道で、湿地帯の池、万年雪、色とりどりの高山植物が目にとまった。

山頂には月山神社があり、月読命が祭られてゐるとされるが、出羽三山の一つで修験道の山であり、神仏習合が古くから行はれてゐた。

下山中、大きな法螺貝をふく若い修験僧が登ってきた。

山頂の月山神社は、『延喜式神名帳』では名神大社とされ、明治時代には東北地方唯一の官幣大社となってゐるが、神社の建物自体は、質素な感じである。
案内板には、「東33カ国の総鎮護」と書かれてゐた。

神社内は撮影禁止なので、石鳥居の外から写真を撮った。GASSAN

神社内では、月山の神様のほかに、大黒様やお稲荷さんも祭られてゐた。
参拝する前に、独特の祝詞でお祓いを受けた。

天気が良かったのだが、半袖のシャツで登ってしまひ、かなり日焼けをしてしまった。
登山をよくしている親戚から、登山は長袖が必須と後で教へられた。