塩野七生さんの『ローマ人の物語』を読むと、為政者たちが如何にローマをだうしていったらいいかを模索し、世界の秩序について考えてゐたかが窺える。
ひるがえって、日本の政治家を見るとそんなことは何も考へてゐないやうに見える。
今後のビジョンが何も見えない。暗黒だ。
スピリチュアル界(現世のスピリチュアルの好きな人たちの世界)においても、現在何もビジョンが見えない。
大手も含め、いろいろな出版社が参入してきてゐて、まう何でもありの玉石混淆状態だ。
売れれば何でもありの世界だ。
弊社も今まで方向性を提示していろいろな書物(や『スターピープル』)を出してきたが、
今のスピリチュアル界の玉石混淆状態に翻弄されつつある。
「意識の目覚めに役立つものを提供する」といふ大前提に変はりはない。
それを踏まへて今後のビジョンをだう提示していくか。
一筋の(幾筋もあるのか)光を提示していきたい。
人々の意識も変はり、社会もより良いものに変はっていく方向へ。