人間は何故こんなに働かないといけなくなったのか。

他の動物たちは、食べるためにそんなに働いてゐるやうに見えない。ダラダラしてゐるやうな(笑)。
それに反して、人間は何故こんなに働かないといけなくなったのかな。
たくさん働かないと食べていけない。
たくさん働いても収入が少ない。
ほんの一握りの人だけは裕福なのだろう。彼らも忙しいのか。

人を働かせるやうになったのは、農耕社会になってからか。組織化されて統治者と労働者に分かれ、規則的に働かされる体制になった。農耕社会の次に出現した工業化社会になって、もっと働かないといけなくなり、さらに情報化社会になって、さらに働かないといけないくなった。
いったい何なのか。

何ものかに駆り立てられてゐるのか。外なるものか、人間といふ生物の性質の中に組み込まれてゐるものなのか。
一旦組織化されてしまったら、まっしぐらなのか。
シュメール(チグリス・ユーフラテス文明)から始まり、世界中にこのシステムが広まったのか。

4 thoughts on “人間は何故こんなに働かないといけなくなったのか。”

  1. 確かに今いわゆる文化的な生活?をしているほとんどの人間は働かないと生きていけない状況です。これは世の中の富が一部の人々に独占されてしまっているからのようです。世の中の富が、すべての人々に分配されれば、そんなに働かなくてもよくなると思います。そうなるようにと願っています。

  2. 確かに、家族とくつろいで過ごす時間も削られるほど働かされる現状。
    みんな疑問に思っていませんが、おかしいですね。
    健康な人たちが次々と病んでいく世の中…
    「資本主義の次に来る世界」
    ジェイソン・ヒッケル/著
    東洋経済新報社/刊
    半分近く借りて読み期限で返しましたが、何故こんな世の中なのかと内心思っていたことが見事に言語化されていました。
    「人間は何もしなくてよい。食っちゃ寝食っちゃ寝して生きておればよい」…
    (わら一本の革命 福岡正信)
    の言葉が思い出されました。
    本来はこんなにあくせく心身磨り減らして働かなくても生きられるように人は創られているはずです。
    長文失礼しました。

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