グルジェフは、高次感情センターと性センターは同じ水素の数、つまり同じエネルギーで働くと言った。高次感情センターは覚醒を司る。つまり覚醒のエネルギーと性エネルギーは同じものなのだ。
これは、体感的(感覚的)にもわかることのやうに思へる。これは肉体的な行為とは何の関係もない。意識エネルギーのことだ。意識エネルギーが性エネルギーでもあるのだ。
(これは非二元的なエネルギーだからだらうか?)
グルジェフは、性エネルギーが純粋に働いたらすごいことになる、と言ったが、それは性エネルギーは覚醒レベルで働くからだ。
ただ、性エネルギーは反面、想いや事物に自己同一化しやすく、「眠り」のエネルギーにもなってしまふ。
またしてもグルジェフだが、性エネルギーは「誤用」されやすい、と。それは「無用な熱狂」として現れると言ふ。スポーツなどは性エネルギーの誤用の典型だ。サッカーなど「無用な熱狂」そのもの。