この宇宙の138億光年の年代からしたら、一日の些細なことは、ほんの一瞬のことにすぎない。
あぁ。
日: 2020年9月7日
菩薩行
菩薩行といふと何か自力的なイメージがある。
自分が人を救ふ、みたいな。
ただ、救ふべき「自分」といふのはゐない。
みんなが悟るまでこの世界に残る、といふのは英雄的ではあるが、
「誰が」残るのか。誰も残らない。
自分がゐない以上、自分は無力だ。
では、誰が救ふのか。
自分を超えた力が、救ふのか。
神が救ふのか、キリストが救ふのか、阿弥陀如来が救ふのか。
救ひとは何なのか。
救はれるとは何なのか。