神経の擦り切れ、笑ひ

まう、こまごました対応の連続で、神経が擦り減ってしまふ。
人々の要望や出来具合を調整し、作品・製品・商品として出せる形までもっていく。
微調整の連続。
それにお金の交渉。うんざり。
この仕事はまうやらないだの、自分は仕事をしてゐるだの。
そんなことが山ほど積まれてゐて、きりがない。
やればやるほど仕事が増える。
消耗、消耗。

神経が擦り切れる。
精神の平衡が・・・

さういふのも、この現世の中での出来事。
幻想の現世。

笑ひとは、この幻想の現世を笑ひ飛ばすこと。幻想の世界をまじめにとらえないこと。
ある程度、この世界から飛翔してゐること。
非二元から見たら幻のやうな二元の世界。
笑ふしかない。

笑ひは、非二元的だ。

墓穴に入らずんば孤児を得ず(笑)

五劫の擦り切れ