一瞥と悟りの違ひは、小悟と大悟の違ひだ。一瞥は、一瞬か少しの間だけの悟りであり、大悟は永続的な悟り。エゴが抜け落ちて元に戻らない状態。一瞥には、まだエゴが残ってゐる。
かたや、覚醒・悟りの世界では、プレゼンス(臨在、現存)と呼ばれる意識状態がある。レナード・ジェイコブソンさんやルパート・スパイラさんが傳へてゐるものだ。
プレゼンスと一瞥はだう違ふのだらうか?
一瞥よりはプレゼンスのほうが、なるのが簡単だ。特に覚醒したマスターとともにゐれば、そしてマスターからの指摘によりプレゼンスを感得するのは容易だ。
「花とともに在る」「対象とともに在る」「相手と自分とを同時に認識して在る」
そこにはエゴはない。
一瞥は、ハンマーで打たれるやうな感じなのかな。
プレゼンスは、じんわりくる。きたとき、そこをとらへる。
悟りに至るコースとしては、
・プレゼンス → 大悟
・一瞥 → 大悟
・プレゼンス → 一瞥 → 大悟
・一瞥 → プレゼンス → 大悟
・ひたすら愛(無条件の無私の愛)の実行 → 大悟
・神を祈念し唱え続ける → 神への明け渡し → 大悟
プレゼンスの感覚をつかむのにもってこい(笑)のは、今度弊社から発売予定のレナード・ジェイコブソンさんのDVD『イエスの解放』だ。12月の発売予定。お楽しみに!