今日、本のための取材で印象に残った言葉「意図的な苦しみ」。
災難にあって大変なときに、上にSOSを出す(一心不乱に拝む)のでもなく、成功哲学や助かるための手段にすがるのでもなく、「意図的に」災難をとらえる。
災難を災難として「意識して」対する。そこには救ひはどこにもない。救ひがどこにもないことを自覚したとき、救ひがあらはれる。救はれないといふ救ひが。
人間の実存性が、深みが、真実があらはれる。
今日、本のための取材で印象に残った言葉「意図的な苦しみ」。
災難にあって大変なときに、上にSOSを出す(一心不乱に拝む)のでもなく、成功哲学や助かるための手段にすがるのでもなく、「意図的に」災難をとらえる。
災難を災難として「意識して」対する。そこには救ひはどこにもない。救ひがどこにもないことを自覚したとき、救ひがあらはれる。救はれないといふ救ひが。
人間の実存性が、深みが、真実があらはれる。