新刊『1000年先の地球のために』を出したのですが、1000年先って身近ではなくて、果たして売れるのかな?とも思つてしまひます。未来の地球のことを考へて、マインドコントロールされずに、今、よりよい選択をしていかう、といふものです(宗庵さん的にはご自身の次に生まれるのが1000年先とのことです)。
1000年先という時間の概念って、だういふものだらう。よく時間は幻想で、すべては「今ここ」にあると言はれたりする。1000年先も「今ここ」にあることになる。今ここに1000年先をかかへながら、また過去もどの未来もかかへながら生きる(とは?)。
意識の中にすべてを包摂し、運行してゐる感じか。
マインドコントロールといふ幻想と、時空といふ幻想の二重の幻想の中で意識は生きてゆく。