スピ系は何でも対象化してしまふ。
高次の存在は対象として見ることはできるが、神(といふ表現は適切ではないかもしれない。包越者)は
対象化しえない。偶像は作れない。
主観と対象を包越する何か。
包越者に、意識を向けること。
縦(垂直)といふもこれを指すのか。
対象化できるものは平面だ。水平の世界。
ハムレットは、包越者に意識を向けながら生きた(劇の中で)。
「生か死か、それが問題だ」といふとき、そこには包越者への意識がある。
包越者への問ひかけがある。
イエスは、その典型だ、常に包越者に意識が向いてゐる。
「エロイ・エロイ・ラマ・サバクタニ」