先日、エゴの視点と神の視点について少し書いたが、
何かをやらうとして、ほとんどことごとく叶はない。挫折の連続。
そんな中で「願望実現の方法・法則」としてスピリチュアルが利用されたりする(苦)。
エゴのために利用される。試される。
だが、ほとんどそれもうまくいかない(笑)。
「1勝9敗」とユニクロの柳井さんは言った。孫さんにしても三木谷さんにしても、他の経営者や経営者でない人も、たいがいうまくいかない。
でも彼らは強靭な精神力なのか、負けてもやり続けてゐる。
その精神性はなんなのか。どこから来るのか。
自分の場合、やることなすことうまくいかないことの連続で、かなり不快な感情になる。
グルジェフは不快感を表現することは精妙な物質への成長(意識の進化)の妨げになるといふ。
覚者は、ものごとがうまく運ばなくても気にしないのだらうか。
そもそも覚者は、願望をもたないのか。
任運(にんぬん)として、良寛は病気になったら病気に任せよと言った。
ダメならダメでいいのか。
それだと事業は成り立たない。
片一方で「あるがまま、なすがまま」で、また片一方で「願望と挫折と苦悩」。
この二つは調和するのか、二重で成り立つのか。
うまくいかなくても淡々と不快にならず対応していくことなのか。
自分には難しい。二重のはざまを往来する。
けふの1曲。
上記とあまり関連がないが、耽美な曲。
Alkan の Nocturne No.1 Op.22