うまくいかないことの連続で、やってもやってもだめで、だうしやうもなくなって、最後に残るものは何か?
パウロは、愛と希望と信仰と言った。その中で大いなるものは愛だと。
ヤスパースは、『哲学入門』の中で、エレミヤが「神が存在するだけで十分である」と示したと言ってゐる。
ヨブは、艱難の連続の中で神への信仰をつらぬいた。
自分はだうか。
包丁を腹に当てたとき、自分が死んだら銀行からの融資の返済はだうするか、会社はだうなるのか、今まで刊行してきた本の行く末は? 社員は、 家族はだうやって生活していくか、と打算が働いた(笑)。やはり自分は打算で生きてゐるのだなと思った。
「神が存在するだけで十分である」
神との葛藤は、そこにはない。
自分は葛藤だらけだ。無力の中であがく。
自分にはもはや何もいらない。スピリチュアルな概念も理想も何も求めてゐない。
向上も求めてゐない。不可能だからだ。
打算だけで生きていく。打算もどうでもいいのかな。
短気も治らず、破壊衝動も治らず、精神病人である。
暴飲暴食で内臓もやられてしまった。
この現実への自己同一化から離れられないでゐる。
いつもコメントをいただいてゐる鬼塚美知さんが、
非公開にした投稿にコメントをいただいたYoutubeの音楽と映像を2つここに紹介します。
鬼塚美知さん、ありがとうございます。
O Holy Night / Ave Maria ft. Lexi Walker – The Piano Guys
Someone You Loved (Piano/Cello) Charity & Andres Farewell Dance – The Piano Guys