辻はいつのまに、しんにょうに点二つ?

辻という漢字は、いつのまにか、しんにょうに点二つになってゐた。
『22を超えてゆけ』のときの辻麻里子さんの著者名は、しんにょうに点一つだった。
最近、改訂版や増刷等で、点二つになってゐることに気づいた。

ネットで調べてみると、2004年に策定された規格「JIS2004」でさうなったやうだ。
知らなかった(苦)。

他のしんにょうの付く漢字はだうなのだ。
「進む」は、点一つ。
違ひはなんなのだ!

しんにょうは、本来は点二つ。
正漢字では。
第二次大戦後、戦争に負けて、アメリカによって漢字も簡易化させられてしまった。

このブログでもできれば正漢字で書きたいが、変換するのが面倒で今の漢字にしてゐる。

あぁ、文化破壊。
東アジアで共通の漢字が使へない。
中共も、簡体字に変へてしまった。文化破壊。