けふは、山水治夫さんのCD『シリウス528』の発売記念&誕生日コンサートだった。
豊洲のシビックホールにあるイタリアのピアノブランド、ファツィオリのピアノでの演奏だった。
CD『シリウス528』の人気順の下のほうから順番に演奏してゆく趣向のものだったが、ときどき「神宿りし」演奏があった。
「神が宿る」とは、「ゾーンに入る」と近いやうで同じではないやうな感じがする。
「ゾーンに入る」ほうは神々しさがない。ランナーズハイでも気持ちは高揚するが、神性さはない。
「神が宿る」とは、神々しさが伴ひ、人を感動させる何かがある。
たとへばイエスの振る舞ひは、神が宿った振る舞ひだ。
神がゐます、と。
聖地に行ったときの感じもさうかもしれない。
神が降臨してゐると。