何人かの人に言はれたが、弊社の本のカバーは他社に比べて見劣りし、あまる売れるやうなカバーデザインでない、と。
カバーデザインを工夫しないとダメだと。
確かにさうだ。
他社の本は、魅きつけるカバーデザインであり、キャッチコピーであり、いろいろ工夫して売れるやうにしてゐる。
それに比べ、弊社のは見劣りする。内容うんぬんの前に見栄えで購入の差が出る(苦)。
それは反省点だ。
見栄えも栄えるものにしていかなくては。
それはそれとして考慮するとして、
『マジック・プレゼンス』でふんだんに語られてゐる、
「アイ・アム」(われ在り)、「アイ・アム・プレゼンス」(われ臨在す)といふ秘語、悟りの言葉は、旧約聖書で神がモーセに自分は「われはわれたるものなり」(I AM THAT I AM)と言ったと記されてゐる。神は自分は「アイ・アム」(われ在り)だと。
これは覚的主体の認識そのものだ。
悟ったとき、「われ在り」と自覚する。
臨在感がありありとしてゐる。
この世界を超越して、「われ在り」(I AM)といふ感覚があふれる。
まさに神そのもの。神と一つになってゐる。
神が語った「われはわれたるものなり」(I AM THAT I AM)を自覚し、宣言する。