ブッダが悟ったもの

ブッダが悟ったものは、禅僧が悟り、トニー・パーソンズやジャン・クライン、ルパート・スパイラ、アジャシャンティらノンデュアリティ(非二元)の人やインド系の悟った人と同じものだ。

自我が抜け落ちて、真相(プレゼンス)に目覚めただけだ。
ブッダの無我説とは、一部の仏教徒が誤解してゐるやうな魂がないといふのとは違ふ。
単なる自我が抜け落ちたといふこと。
生老病死を苦と見る自我が抜け落ちることによって、安らぎ(涅槃)を得たといふこと。

トニー・パーソンズとブッダは変わらない。

ブッダも他と同じ単なる覚醒した人だ。
それを仏教徒はブッダを神格化し、壮大なものにしてしまった(笑)。
大伽藍を立ててしまった。阿弥陀如来、大日如来まで作ってしまった。

仏教も単なる覚醒、非二元に戻してしまおう。
大袈裟なものは必要ない。等身大に。