1ヶ月くらい何も書いてゐない。
書くことがなかったのと書く余裕もなかった。
人を見る目がないと霊能者からよく言はれる。
よく言へばみんないい人に見えてしまふ。
悪く言へば人を見る目がない。
人を見るには二つの基準がある。
一つは、その人の性格のよしあし。エゴが強かったり、人の悪口を言ったり、嫉妬深かったり、怠惰だったり、愛に溢れてゐたり、公平に物事見れたり・・・
もう一つは、能力のあるなし。能力のない人に仕事を任せても、なかなか捗らないし、質のいいものができないし、挙句の果ての何の成果もない。そういう人に仕事を任せると大損する。
チームで仕事をしていくには、性格がよくて、その分野での能力のある人と組むのがいい。
さういふ人を選べばいいというのは当たり前だが、なかなかさういふ人は少ない。
さういふ人が少ないので、次善の策として性格がまあまあだったり、能力がまあまあという人にお願いしていく。さうしてゐるうちに人選する基準がゆるくなっていった(苦)。
今後はできない人は外して、適材適所に人を配置していきたいと思ってゐる。
今、塩野七生さんの『ローマ人の物語』の帝政の始まりから以降のところを読んでゐるが、
2代皇帝のティベリウスは、適材適所の人を配置し、それがローマ帝国の平和に貢献したやうだ。
ティベリウス自身は少し偏屈だったやうだが、人を見る目はしっかりしてゐた。