ゆるし?

酔ってゐてまともなことは書けないが、酔はないと書けないこともある(苦)。

『奇跡のコース』では、「ゆるし」は、この世を幻想だと見てとることだといふ。
相手がひどいことをしても、それは幻想であると見ることが「ゆるし」だと。
この世界自体が夢幻(ゆめまぼしろし)で、どんなひどいことが起っても本当ではない、と。
そのやうに見ることが「ゆるし」だと。

相手はどんな罪も犯してゐない、と。

すべては幻想であり、ゆるされてゐる、と。

非二元(覚醒)から見たら、この世は変転とする様相だ。

「ゆるし」は、感情センターに働きかける。
感情センターのわだかまりを解消する。
「ゆるし」は、高次感情センターのはたらきかもしれない。
高次感情センターは、無条件の愛の世界(領域)だと思ふが、そこに「ゆるし」といふ機能もあるのだと思ふ。

まう、なんでもかんでも「ゆるし」てしまふ。
それを認めるのでなく、まぼろし(本当は存在しない)として。

実在しないものは存在しない。実在するものは脅かされない。
そこに「神の安らぎ」がある。

実在しないものは「ゆるす」しかない。現象すべては実在しない。