「おぉ。神さまお助けください」
この言葉はマインド(心)の言葉で、今まで聞き入られたことはない(個人的に)。
言葉だけでは、神(根源・超越者)とつながらない。
「神さまお助けください」
いつも発してゐるが、それでだうなるわけでもない。
なぐさみにはなるのかもしれないが。
苦しみの連続なので、その言葉を発してしまふ。
「神さまお助けください」と言っても
助かってゐないの連続だが、でも助かってゐるのかな。
「神さまお助けください」といふ言葉よりも実際の感覚として
神とつながってゐる感覚があるほうが「救ひ」があり、それこそが「神の助け」だ。
すぐに叶う「神の助け」。心が救はれてゐる。
覚醒すると神が目の前に充満してゐる認識をもつ。
神の臨在(プレゼンス)をありありと感じる。
スーフィ達は、「神の照明体験」と言ってゐる。
「神の助け」とは具体的に何かを助けてくれるのではなく、
神の臨在を体験し、神の充満さの中にあることによって直接救ふ(救はれる)ことにある。
この現実世界がどちらに転ぼおうとそれに関わらず救ひがある。