日本のお金(財運)の神様といへば、宇賀神がゐる。
八臂弁財天とも呼ばれる宇賀弁財天の頭の上にある爺さんの顔をもち蛇の体をもつ神様だ。
竹生島の弁財天も、厳島の弁財天も、江ノ島の弁財天も、天河の弁財天も、銭洗弁財天も、みな宇賀弁財天だ。
宇賀神は、龍王とも呼ばれる。
蛇の体を持つ神様は、大国主が祭った三輪山の神様の大物主がゐる。
日本の古来の神様は、蛇の体を持つ神様だったのかもしれない。
『小桜姫物語』に出てくる日本の神様も、本来は龍体と書かれてゐた。
エネルギー体が流れてゐる姿が蛇に見えたり、龍に見えたりするのかもしれない。
宇賀神は、財を司る神様。
日本オリジナルの神様?
もうひと柱の財運の神様、大黒様は、もとはインドのシヴァ神(マハーカーラ)といはれる。
憤怒の相の神様が、笑顔の大黒様に変わってしまった。
これはだういふことか・・・
大国主と習合したともいはれるが。
あるひは、人の想ひが形をなしたエレメンタルか。
会社経営はお金のやりくりだが、財運の神様の宇賀神や大黒様とうまくつきあっていくしかないか。
いい本やいいものを提供し続けるために。
まだまだ信仰心がない(笑)。