うまくいかないことにイライラする

うまくいかないことにイライラするといふのも、エゴなんだらうな。
悟ってゐない証拠。

なんでうまくいかないのか、だうすればうまくいくのか、
それを考へて、イライラする。

アドレナイン、放出状態。
生物学的にも致命的。

会社経営は、うまくいかないことの連続。
改善の努力の連続だけれど、改善策も見えず、改善もなかなかできなくて、イライラだけがつのる。

それがストレスになる。あぁ。

それによって悪循環も起こる。

覚醒できない。

真我(超越者)を感じるしかない。

ストレス・フリーになれない(苦)。

悟りの目安として

久しぶりの書き込み。

悟りの目安として、覚者にはストレスがないといふことが上げられる。
自分はストレスだらけ。故に悟ってゐない。(三段論法)

覚者は、ストレスを感じる自己がない。

自分は、ストレスで毎日酒びたり。アルコール漬けの日々。

ストレスを感じる自己(自我)がある。
いろいろな圧がある。
本が売れるのかどうか、支払いできるのかどうか、翻訳がイマイチ、ゲラを読むのが遅いという自分の能力の未熟さ、いろいろな企画への対応、苦情への対応、社員への対応・・・、
時間も遅れてばかり。
ストレスなく対応できればいいが、対応している自己なくして対応できるのか。
対応マシーンになっても疲れてしまふ。

ストレスを感じる自己(自我)がなければ、ストレスは感じないのか。

真我への結晶化、磁石化

常に真我(超越者)は在るが、自己意識が真我に直結し続けるには修練(グルジェフ風にいへばワーク)が必要だ。
修練の結果、結晶化、磁石化がおき、安定的な覚醒状態になる。

ある人たちは一回の覚醒で真我に留まることもできるのだらうが、通常は結晶化するまで修練(ワーク)が必要だと思ふ。
鎌倉時代末期の大燈国師(宗峰妙超)は、京都の橋の下で結晶化するまで20年間修練したといふ。

覚醒とはだういふものか未知であり、それを調べてゐるうちは結晶化しない。マインドに留まり続ける。
10年前くらいまでは情報不足だった。
今では、いろいろな情報が出てゐて、調べることや確認作業は割りと短い時間で済み、修練へと向かへる環境になったと思ふ。

覚醒にとっては(覚醒するには)恵まれた時代だ。

気づき(覚醒)には怒りはない

気づき(覚醒)の意識には怒りはない。
バーソロミューも言ってゐるやうに、すべては一体であり、相手も自分であり自分の一部であり、さらにそれを超えた意識があることに気づいてゐる意識。そこに怒りは生じない。

怒りはエゴから生じる。

グルジェフのいふ「不快感を表現しないこと」も、覚醒意識であれば可能だ。

アセンションとは覚醒すること

アセンションとは5次元に次元上昇することと一般的には言はれてゐるが、
5次元とは空間(3次元)と時間の時空(4次元)を超えたところ。
そこに移行すること。
時空とはこの相対世界のことであり、5次元とは相対世界を超えた超越意識の世界。
つまり、悟り・覚醒の世界。
アセンションするとは、悟ること・覚醒することの別名なのだ。

世間一般で言はれてゐる軽っぽいアセンションは、ほぼ間違ひ(笑)。

アセンデッド・マスターがゐるとしたら、それは覚醒者、覚者(悟り人)のこと。
ラマナ・マハルシやバーソロミューのやうな存在だ。
何も派手な存在ではない。
肉体が霊化することでもない。
(仙道では白日昇天といふが)
霊化したところで相対的な体だ。
(さういふ霊化の道もあるが、それ自体は悟りではない。)

うわついたアセンデッド・マスターはインチキなのかもしれない。
スターとファンの世界ではない。

覚醒(真我の自覚)と霊的なこと

ラマナ・マハルシやバーソロミューが伝へてゐる覚醒(真我の自覚)が真実で、それ以外真実はない。
(3月に『バーソロミューとの旅(上)日本編』を復刊で出します)

そのやうな、覚醒・悟り・非二元といふ真実を伝へることと、
もう一つ、覚醒ではなく相対世界のことではあるが霊的世界やエネルギーのことを
伝へることが、ナチュラルスピリットの役割かな。

さらには、こちらも相対世界のことではあるが、陰陽五行や占い的なこと、
科学とは違う説明もこの世ではできるといふことを伝へるのが太玄社の役割かな。

霊的世界やエネルギーのことは、まだまだ未知のことが多い。
霊能者や能力者に頼るところが大きい。