真我への結晶化、磁石化

常に真我(超越者)は在るが、自己意識が真我に直結し続けるには修練(グルジェフ風にいへばワーク)が必要だ。
修練の結果、結晶化、磁石化がおき、安定的な覚醒状態になる。

ある人たちは一回の覚醒で真我に留まることもできるのだらうが、通常は結晶化するまで修練(ワーク)が必要だと思ふ。
鎌倉時代末期の大燈国師(宗峰妙超)は、京都の橋の下で結晶化するまで20年間修練したといふ。

覚醒とはだういふものか未知であり、それを調べてゐるうちは結晶化しない。マインドに留まり続ける。
10年前くらいまでは情報不足だった。
今では、いろいろな情報が出てゐて、調べることや確認作業は割りと短い時間で済み、修練へと向かへる環境になったと思ふ。

覚醒にとっては(覚醒するには)恵まれた時代だ。