不快感の表現をしない

「不快感の表現をしない」とは、グルジェフの第二のショックのことで、〈私〉(I AM)の成長を促進するワークだ。
第一のショックは、自己想起(一瞥)。自己想起だけでは途中で成長がとまってしまふ。次の発展のためには「不快感の表現をしない」ワークが必要だとグルジェフは説く。

「不快感の表現をしない」とは、この世の事物に自己同一化しないことだ。自己同一化してゐると何かあるとついカッとなっていまふ。不快感を表現してしまふ。

今まで、不快感を表現しまくってゐた。短気でものを壊したりしてゐた。
今も不快感が出てしまふ。だが、前よりは出ないやうにしてゐる。
ちょっとだけ訓練ができてゐるのか。まうこの世のことはだうでもよくなったのか(苦笑)。
老化か。耄碌か。

この世の住人でなくなるにしたがって、〈私〉のキープ率が上がるのか。
キープ率といふのも変だが。

One thought on “不快感の表現をしない”

  1. こんにちは。〈私〉のキープ率が上がるのか。の表現に思わずニヤリとしてしまいました。不謹慎かな。でもその表現妙にしっくりきますね。老化か。耄碌か。は、歳を重ねるごとの悦びと捉えられては。いやいや単なる負け惜しみですね。失礼致しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です