世の中から乖離してゐる

うちから出してゐる本は、世の中の趨勢からは乖離してゐるやうだ。

つまり、全然売れないといふこと(苦)。

ライト系の読みやすくお手軽なものがうけてゐる。
あと、神道よりのもの。

自分自身がライト系が得意でないといふ面があるが、まう世の中から取り残されてゐる。
本を出せば出すほど売れない。

ピンチ。

世の中のことが全然わからない。

けふの1曲。
Clara-Jumi KangとYeol Eum Sonによるシューベルトの『ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D934』
なんとなくいい。
何回でも聴いていたい曲。
ストラディバリウスの音色もいい。

外国人技能実習制度

外国人技能実習制度を使って、7割の企業が不正をし外国人をこき使ってゐるといふ。
日本人は最低だな。
その外国人たちが国に戻ったら日本人に対してまともな対応をしないだらう。

政治家は問題をうやむやにし、企業は外国人に対してひどいことをする。

最低の国、日本。

同レベルの国がほとんどかもしれないが。

発電機

千葉の台風被害による長期停電といふ事態が発生したことにより、各家でもちょっとした発電機や(ソーラー式)蓄電器等をもったほうがいいのかなと思ひ、昨日、amazonでいろいろ見てゐて(まだ買ってないが)、その後、買ったばかりの中古車で外出したら、車の発電機故障で車が動かなくなってしまひJAFを呼ぶことになってしまった(苦)。
発電機のシンクロか・・・

前の車も故障ばかりで、先日また故障して修理代がかなり掛かるといふことで、買ひ換へることにしたのだった・・・。買ひ換へてもまた故障。
前の車も発電機の故障もしたことがあって、車が動かなくなってJAFを呼んだことがあった。
今年、何回もJAFのお世話になってゐるな。

消費税の導入が日本の経済を悪化させた

1989年に消費税が導入されてから経済が悪化した。
最初にバブル崩壊。
5%になって経済が停滞し、
8%になってさらに経済が停滞し、
今度10%になると、もっと経済が悪くなると思ふ。

参考になる記事

経済が悪化だけでなく、創造性も失はれ、消費税導入後、日本はこれといったものを生み出してゐない。
芸術も花開かない。学問もこれといった成果がない。
環境もよくならない。

「失われた20年」といはれていたが、今も続いているので30年だ。

政府は、財務省(大蔵省)に言はれるまま消費税を導入したが、経済の感覚がないのかな。
財務省(大蔵省)は、税金さへ入ってくればいいのであって、日本の経済がどうならうと関係ないのかもしれない。そこを考へるのが政治家の務めのやうに思ふのだが、いっこうにしてこなかった。
今の政治家は何をしてゐるのかわかならいが、福島原発の放射能の垂れ流しだけは早くやめてほしい。
ちゃんとした措置をとってほしい。
経済のことも考へられず、環境のことも考へられず、高齢化のことも、教育のことも、芸術のことも考へられない。韓国との関係も。

どこかで消費税は廃止してもらいたい。

けふの1曲、Eleni Karaindrou のアダージョ
本人のもいいけど、ちがふピアニストで。

真実なものだけが見せる輝き

ワンネスや覚醒について書かうと思ったけれど、けふの1曲を
グレン・グールド演奏のバッハの「フーガの技法」
にしようと思って聴き始めたら、はまってしまった。

そこには、真実なものだけが見せる輝きがある。
人の中心の何かに強く訴える。
涙がとめどもなく流れる。

「私は悟った」は悟ってゐない

ノンデュアリティの先生も言はれてゐるが、「私は悟った」というふ人は悟ってゐない。
「私」がある限り、それは悟りではない。
「私」がいなくなったときのありやうが「悟り(覚醒)」。
ただ、その先生曰く、「私」がゐるのもまた悟りの様相なのだ、と。すべてが悟りの様相なので、どのやうなことも悟りなのだ。悟り(純粋意識)でないものはない。

煩悩即菩提。
山川草木悉有仏性。

「私は悟った」という誤解意識も、悟りの様相。

けふの1曲。
前に違ふ演奏家のもので紹介したが、今回は日本の演奏家、漆原啓子さんのヴィターリの「シャコンヌ」

耳が遠くなった

最近、耳が遠いと言はれるやうになった(苦)。
年かな。
1回目では理解できず、聞き直してわかる感じのやうだ。
だいぶ年がいった感じ。

けふの1曲、Cynthia Freivogelのヴィヴァルディの四季(冬)も結構いい。
(バロック弓が現代のヴァイオリンの弓と形状が違ってゐて、面白い)

おまけVivaldi: La Folia Corelliかな?

覚醒のためのエネルギー

覚醒(自己想起)する、あるひは覚醒(自己想起)を持続するためにはエネルギーがゐる。
エネルギー不足やエネルギーが乱れてゐるときには覚醒は難しい。

グルジェフは『奇跡を求めて』で「水素論」を通して覚醒のためのエネルギーを論じてゐる。

仙道でも、練精化氣、練氣化神と伝へてきてゐる。
神(しん)とは意識のこと、特に覚醒意識のことを指してゐると思ふ。
覚醒意識を作っていくには、氣(=エネルギー)を練っていかないといけない。
仙道では、練り方をうまく伝へてゐないのかもしれない。
小周天、大周天という技法を伝へてゐるが、本当は自己想起によってエネルギーを練っていくのではないか。

そしてある程度時間が経過すると(2~30年くらい?)覚的意識の結晶化が起り、覚醒が安定化する。
それをグルジェフは磁力センターとも言ってゐる。

一瞥だけでは覚醒は安定しない。かいま見ただけ。重心が移行してゐない。
時間を掛けて熟していき、あるとき安定化する。

けふの1曲
Henning SchmiedtとChristoph Bergのジョイントの曲と演奏のhinein, hinaus?
(album “bei”より)

Henning Schmiedt(ヘニング・シュミート)もいろいろ面白い曲を作ってゐる。