本の内容紹介文

amazon等の本の内容紹介文は難しい。

何が難しいかといふと、こちらの意図や書きたいこと、伝えたいことを書いても読み手にうまく伝はらないことが多いこと。

多くの読み手にうまく伝えるのは一種の才能なのかもしれない。
自分はあまり広い読者に伝える能力はない。
読み手とかなり乖離してゐる。場合によっては著者ともだ(笑)。

ベストセラーの編集者は、さういふのがうまい人なのだらうな。
またコピーライターもうまいのだらうな。

弊社は最近は流行にも乗らず、売れる本も出ず、陰謀論も、ライトスピ(かんたんに願望実現ができるとふヤツ)も出さず、時代遅れの出版社になってしまった。
会社設立当初は、最新の情報に切り込んで出してきたが、今や取り残されてゐるやうな(笑)。
ボケ老人さながら。

自分は耄碌し、社内は前向きさや活気がない。あぁ。

精神性も落ちたのか、弊社も読者も。
非二元からすれば、それもただの現れにすぎないが。

この現象世界からすれば、落ち、大峠(またはリセット・リスタート等)が起き、変わっていくといふ現象が起きていくのかもしれない。いろいろな現象が続いてゆく(だけ)。

 

けふの1曲。
プーランクのパヴァーヌ

スターシア・レーベルで出した神武夏子さんの『聖なるものへの賛歌』にも収録しています。
いい曲がたくさん入ってゐるCDです(笑)。
(amazonで「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です」と表示されていますが、在庫はたくさんあります)

4 thoughts on “本の内容紹介文”

  1. いや、世間でもてはやされることばかりをリリースすることが、必ずしも第一だとは思えません。貴出版社は、今も着実に良質なコンテンツをリリースされてます。ただ、営業上の観点から、アレ?、というのはあると思いますが、今の路線のままで、ファンは定着していると思います。

    1. ありがとうございます。
      良質なものを出しつつ、かつ売れるものを(あるいは売れるように)出していけたら。
      中には売れなくても出したい本もありますが(笑)。

  2. 最近じっくりと本を読むことができない。私だけのことなのか、
    世の中(時空)の影響なのかわかりませんが。
    御社の本は、足立さんの『波動の法則』復刻版以来何十冊か購入していますが、最近購入したものはじっくりできないと読破できず、途中で止まっている本が何冊か。
    単に私の理解力不足のせいかもしれませんが。
    御社のような良質な出版社には、ぜひ頑張ってもらいたいです。
    心から応援しています。

    1. ありがとうございます。
      世の中の流れや、それに影響された人間の思考が本をじっくり読むことをしにくくさせてゐるのかもしれません。
      ネット社会になって簡単に早くという条件反射系になってきてゐるのかもしれません。

      弊社で出してゐるのは厚い本も多く(苦笑)、読むのがたいへんですみません。
      厚くない本も出していきたいのですが・・・

本田千秋  へ返信する コメントをキャンセル

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