現代のノンデュアリティの極北と極南は、トニー・パーソンズとバーナデット・ロバーツかもしれない。
どちらも自己が抜け落ちてゐる。
現代の禅の六祖慧能ともいへるトニー・パーソンズ。
バーナデット・ロバーツも行けるところまで行った。
過去にはルーミーや他のスーフィー、禅僧やゾクチェン僧、キリスト教神秘主義の人々等がゐた。
覚醒と悟りは違ふ。
覚醒はただの一瞥体験や感覚的なもの。
悟りは、自己の本性を悟るもの。悩みや苦悩が消えるもの。
覚醒や一瞥体験では、悩みや苦悩は消えない。
自己の本性を悟ってゐない。
全然、自分は悟れてゐない。
「自分」がまだあり過ぎる。
今回も、前半と後半では違ふ話になった(苦)。