氣力の低下

最近、年のせいか氣力と體力が低下してゐる。氣力が出ない。
出すべき本をだいたい出したせいか。
一時期、「老人力」といふ言葉が流行ったが、ある年代に達すると、若さのバリバリといふふうにはいかなくなるのだらう。欲も衰えるのだらう。
なんの欲もない(といふとウソになるが、笑)。
(音の追求といふのが、一つの欲になってゐる)

たぶん、これから出てくる若い人たちのエネルギーといふのも必要なのだらう。
さういふ人たちが、次の時代を作っていくのだ。

それと並行して、「老人力」ではないが、年をとった人たちならではの「何か」が発揮される
必要があるのではないかと思ふ。
欲がなくなった先にあるもの。
氣力がなくなった先にあるもの。

この世に対する欲がなくなったとき、何が顕れるのだらうか。
垂直に顕れるもの。

弊社では、さういふものも提供していきたい。
(それだけでなく、いろいろ提供したいものはあるが、笑)

能力の低下

最近?、一部の人を除いて能力が低下してゐるのを感じる(自分も含めて)。

なぜ、こんなにレベルが下がったのだらう?
(もともとそんなレベルだったのか?)

スマホのせい? おそらく。

単純に見ることができなくなっているばかりでなく、
日本語能力も落ちてゐる。

日本語能力を扱ふ会社で、これは困る。

美しい、通る文章を提供しなくては。

切れるような日本語を読んでみたい。