気づき(覚醒)には怒りはない

気づき(覚醒)の意識には怒りはない。
バーソロミューも言ってゐるやうに、すべては一体であり、相手も自分であり自分の一部であり、さらにそれを超えた意識があることに気づいてゐる意識。そこに怒りは生じない。

怒りはエゴから生じる。

グルジェフのいふ「不快感を表現しないこと」も、覚醒意識であれば可能だ。

アセンションとは覚醒すること

アセンションとは5次元に次元上昇することと一般的には言はれてゐるが、
5次元とは空間(3次元)と時間の時空(4次元)を超えたところ。
そこに移行すること。
時空とはこの相対世界のことであり、5次元とは相対世界を超えた超越意識の世界。
つまり、悟り・覚醒の世界。
アセンションするとは、悟ること・覚醒することの別名なのだ。

世間一般で言はれてゐる軽っぽいアセンションは、ほぼ間違ひ(笑)。

アセンデッド・マスターがゐるとしたら、それは覚醒者、覚者(悟り人)のこと。
ラマナ・マハルシやバーソロミューのやうな存在だ。
何も派手な存在ではない。
肉体が霊化することでもない。
(仙道では白日昇天といふが)
霊化したところで相対的な体だ。
(さういふ霊化の道もあるが、それ自体は悟りではない。)

うわついたアセンデッド・マスターはインチキなのかもしれない。
スターとファンの世界ではない。

覚醒(真我の自覚)と霊的なこと

ラマナ・マハルシやバーソロミューが伝へてゐる覚醒(真我の自覚)が真実で、それ以外真実はない。
(3月に『バーソロミューとの旅(上)日本編』を復刊で出します)

そのやうな、覚醒・悟り・非二元といふ真実を伝へることと、
もう一つ、覚醒ではなく相対世界のことではあるが霊的世界やエネルギーのことを
伝へることが、ナチュラルスピリットの役割かな。

さらには、こちらも相対世界のことではあるが、陰陽五行や占い的なこと、
科学とは違う説明もこの世ではできるといふことを伝へるのが太玄社の役割かな。

霊的世界やエネルギーのことは、まだまだ未知のことが多い。
霊能者や能力者に頼るところが大きい。

今のスピリチュアル状況

今のスピリチュアル状況はパッとしてゐないやうに見える。
これといったものがない。
ほぼ出尽くしたからか。

スピリチュアル初心者には、いろいろ目新しいものがあると思ふが。

知識としてはだいたい出尽くしてきたが(真理に新しいものナシとも言はれるが)、
精神性が高かったり、能力が優れたりといふ人もあまりゐないのかな。

スピリチュアルが普及し過ぎて一般化して、そういふ特化した人は目立たなくなったか。

コロナやウクライナで、スピリチュアルが弱まったか。
陰謀論が一時期流行ったが、今は落ち着いてゐるやうに見える。